ご訪問頂き、ありがとうございます。
セドリック・グロレのお店の話題です。
パリ在住の日本人の間では、
近頃、こんなコメントを
耳にする様になりました。
“セドリック・グロレってどうなの?”
“いくらなんでも、高くない?”
“そこまでして
買おうとは思わないんだよねー”
じゃあ、実際には、どんな感じでしょう。
“そんなに高いものなの?”

↑(Fraise des boisのタルト。幻の苺と言ってもいいくらい、一般的にはなかなか手に入らない、貴重で美味しい苺です。)

16センチくらいのタルトで48€ (6400円)
20センチにもなると、85€ (11000円)です
いかがでしょう?
 
確かに、お値段を見て、
これを安い!って
思われる方はいないでしょうね。
もし、皆さんがパリに来られて、
彼のお店に立ち寄る事があるなら
世界一のパティシエのお店で、
何を買いますか?
フルーツタルト?  モンブラン?
ガトーオショコラ?   パリブレスト?
↑(雨の日というのに、ものすごい行列です)
その時、一つだけ心に置いておいたなら、
きっと、想像もしなかった体験が
できることでしょう。
それは、
彼のお店で、買ってはいけないものを
知っておくだけ。
それは一体なんでしょう?
セドリック・グロレという人のお店で
決して買ってはいけないものは、
ケーキです。
 
 
びっくり!?え〜〜〜
世界一のパティシエのお店で、
ケーキを買っちゃだめ!ってどういうこと⁉️
グロレのお店で買うべきものは、
ショーケースで売られている
色とりどりのケーキではなく、
グロレの美的センスと世界感が
もたらしてくれる感動、
彼の“作品”なのだと。
(シンプルさ、色、素材、
包装紙、紙袋、全てが、他にはない作品の一部です)
彼のお店には、お洒落で目を惹くパン類も
売られています。
バゲットを包んだ紙に貼ってあるシールは
鏡になっていて、テーブルに飾った
薔薇の花が写っています。
こんな事も、私たちへのギフトとして
計算されているのでしょう。
日経スタイルのインタビューで、
彼はこう答えています。
“僕はシンプルであることを
哲学として捉えています。シンプルでかつ
最高のものを作る。これは極めて難しい。
哲学としても、実際問題としても。
でも、あえてをそぎ落として、
核となる味だけを求めて
作っています。”
 
 

“宝石のように、いかに美しく見せるかにも

こだわっています。「美は人をひきつけ、

美味は人をとりこにする」と信じています。”

 
 
シンプルにすることはある意味、
リスクを取る事、とも彼は言っています。
セドリック・グロレの作りだす世界は、
パリの人々に、リスクを超えて沢山の感動を
与え続けていることが、
店の前の行列を見ても明らかです。
 
こちらは、フレーズアナナス(苺パイナップル)の
タルトです!
ザラメを表面に纏ったタルト生地に、
先ずは、上品なピスタチオクリーム。
次に、クレムパティシエール、いわゆる
バニラのカスタードですね。
そして、三層目に、煮詰めたイチゴのソースが
敷いてあります。
袋を開ける瞬間から、
ワクワクが止まりません。
紅茶をいれ、
食卓を囲み、
デザートタイム。
一つのタルトに家族の視線が注がれ、
ついに、入刀😂、試食!
そして、この作品に関して
言葉を交わす時間。
これら全ての流れ、時間を思っても、
セドリック・グロレという人の
凄さを思い知ります。
ウインク
今日もご訪問くださり、
ありがとうございました。
どうぞ素敵な一日をお過ごしくださいませ。
ボンジョルネ〜ニコニコパー


パリランキング


ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング

ABOUT ME
パリNow
パリ在住20年以上。 パリでの子育てやおもてなし、街案内を重ねながら、雨の日も風の日もマルシェへ通い、パリの街を歩き続けてきました。 お店選びで大切にしているのは、価格だけではありません。雰囲気、サービス、そこで過ごす時間まで含めた、本当の意味でのコストパフォーマンスです。 カフェ、レストラン、パティスリー、雑貨店など、実際に足を運び、自分の目と感覚で確かめた場所をご紹介しています。 まだ知られていないお店の「魅力」を見つけた瞬間が、私にとって何よりの至福。パリNow!では、思わず「ここへ行ってみたい」と感じていただけるパリの今を、写真とともにお届けします。 「Marche-maman」は、雨の日も風の日もマルシェへ通い続けた日々から生まれた、このサイトの原点となる名前です。