ワイン

【Les Caves du Louvre】ルーブル美術館のワイン貯蔵室の探検!

ご訪問頂き、ありがとうございます😊
パリ・Louvre-Rivoli(ルーブル・リボリ)の駅は、
「観光の街に来た〜〜‼️」と
テンションが上がる⤴️駅の一つです。
駅のホームに展示してある美術品を見ていると、
既にルーブル美術館が始まっているようで、
ちょっと得した気分爆笑
歴史的にも、このリボリ通りの地下は、
色々な役割を果たしてきたようです。
さて、そのLouvre-Rivoliの駅から
徒歩5分のところにある、
Les Caves du Louvre
(ルーブルのワイン貯蔵室)
 
 
 
ツアーに参加してきました。
ルーブル美術館に繋がっていて、
公に足を踏み入れることのできる
唯一の地下貯蔵室が見られます。
そして、ここは、
ワインとの深い結びつきがある場所なんです。

10人集まったらプライベートツアーを

してもらえるという事で、

この青空の下、

ワイン好きのお友達が大集合しました!

↑外から見たら、本当に普通の建物なのです。

1ヶ月も前から申し込んでいて、

皆んな体調を崩さず、子供達も

皆んな元気に学校に出かけて、

アパルトマンの水漏れもなく笑い泣き

やむを得ない事情頻発のパリで、

全員が何事もなく、元気に集まれて、

本当によかった〜〜〜〜😍

スタートから、もうそれだけでも幸せでした。

さあ!いよいよ、ツアーのスタートです。

講師は、私の22年来の友人夫妻の
旦那さんの方です。
このツアーでは、6種類のワインを試飲します。
土壌の話、ミネラルの話、
香りの分子の話。
ワインの歴史から、言葉のルーツから、
毒を外に出す薬の役割から、、、
大学で学ぶ何回か分のレッスンの旨みを
ぎゅーーーーーーーーっと絞りだしてくれます。
キーワードと刺激と、
ロマンスと、神秘をスパイスに、
講師独自の指南書のページを
どんどんめくっていきます。
このカーヴの紹介で、
時は1200年まで遡ります。
フィリップ・オーギュストが
パリに偉大な要塞を築き、それは
ルーブル美術館の土台の一部にもなっていることは
有名ですが、その当時、まさにこの道が↓↑
お城にワインと蝋燭を運ぶ通路だったのです。
これらの展示物は、イメージモデルです。
粘土質や、小石や、砂利、
火山近くの土壌も、
これがあるから、こうなる、
ではなくて、
先ずは、
その土が酸性よりなのか、
アルカリ性よりなのか、
これが大事なのだそうです。
そこから、まろやかさが決まり、
今度は、そこをベースにまた、
次の味の尖り方(展開)が決まっていくという。
到底、単純な話ではなく、、、
だからこそ、私達は
この世界に魅了され続けるのでしょうか。
ロマネコンティへの道は
果てしなく。。。。ねー

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ブルゴーニュのピノノワールという
品種を先ず教わりますが、
アルザスのピノノワールについては
多くを知りませんでした。
アルカリ質に近いアルザスのピノノワールは、
刺身やサーモンのタタキウインクなど、
(サーモンのマリネではない→ここがミソですウシシ)
和食には非常に相性が良いらしいです!
酸性寄りのワインと、アルカリ性寄りのワインを
同時に比べる試飲は、
またとても興味深いものでした。
西暦500年頃、
ドイツ、トルビヤックの戦いで
クローヴィスが勝って、
そこから、改宗によって人々をまとめあげて、
その後、宗教とワインとの関わりが
更に深まり、ワインの栽培も
活発になっていくという流れ。
講師の恐るべし!凝縮された歴史の
ピンポイントレッスンです!ウシシ
ブルゴーニュという名前も、
ドイツから移動してきた部族の名前から
付けられたものであるとか。
シャンパン地方は寒くて、発酵が進まずに、
輸出先のイギリスに着く過程で季節が温かくなり、
発酵が進み、バブルの泡が出来て、
それをイギリス人がすごく気に入って、
それから、泡を最初から作ろうと、
コルクの開発が進みました。
シャンパンが大人気になった頃、
その時代に流行ったオリエンタルの文化から、
↓マグナム、マチュザレム、サルマナザール、
バルタザール、、、などなど、
この大きなボトルの名前になったのだそう。
↓因みに、ジュロポワムは、イスラエルの王様の名前。

最初は、こんなに頑丈なボトルではなかったから、

圧に耐えられず、よく割れたのだそうです。
ボトルやコルクの開発は、ワインの歴史を
変えたと言っても過言ではないでしょうね。
ルーブル美術館のワイン貯蔵室を
紐解いてみたら、土壌、気候、
部族の移動、宗教、権力者、
時代の流行り、そして、
シャンパン地方の幸せなハプニングなどが
見えてきました。
寒いからこそ、発酵が遅れ、イギリスへの
旅の途中で、泡が生まれたなんて、
素敵すぎです!ラブ
最後はシャトー・ヌフ・ド・パップで。
ローマ法王が、ヴァチカンから、
フランス🇫🇷アヴィニョンに引っ越していた時期
約70年!
盛んに作られたワインは、
13種のセパージュの混合が可能。
講師いわく、
シャトー・ヌフ・ド・パップで、
もっとも重要なセパージュは、
この3つだそうです!
G→グルナッシュ
S→シーラ
M→ムールヴェードル

時間が足りないくらい、

興味深い話でいっぱいでした。

私の通訳💦に耐えてくれた

優しいみんなとの楽しい、

忘れられない1日となりましたドキドキ

赤ワイン赤ワイン赤ワイン白ワイン白ワイン白ワイン赤ワイン赤ワイン赤ワイン白ワイン白ワイン白ワイン

今日の投稿も
駆け抜けましたね!
最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。
皆さま、今日も素敵な一日をお過ごし下さいね!
ボンジョルネ〜ニコニコパー


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POSTED COMMENT

  1. 矢島タケシ より:

    正しくパリは「アート」と「ワイン」の街ですよねー

  2. rirutone より:

    パリNowさん!こんばんは😃🌃
    お友達皆さんと楽しい時間を過ごせて良かったですねぇ~o(^o^)o普段あまり考えずに飲んでるワインやシャンパン←これはたまに飲むくらいですが…(^-^;
    がどのようにして作られたのか?学びながらの試飲は楽しかったでしょうね~😆何種類か飲まれた中でお気に入りはあったのでしょうか??そちらも又感染者も多くなってきてると聞きましたが今まで同様お気をつけてお過ごし下さい…😌

  3. Parisの写真 より:

    ここで年を重ねる度に、人が自由に想像する事を楽しみ、そして、その事を寛大に、極限まで許してくれるパリの懐を思う時、

    正に、今日Monsieur Gが投げかけて下さった、 "正しくパリは「アート」と「ワイン」の街"
    だから、というお言葉に全て集約されると思いました。

    いつもありがとうございます。

  4. Parisの写真 より:

    rirutoneさん、こんばんは。
    ワインの世界は🍷本当に奥が深いですね。ワインについて話していると、芸術の世界に突入です!☺️はい!このツアーで頂いたワインのリストが最後の写真なのですが、本当にどのワインもよく選ばれたもので、その土地の特徴がわかりやすく、また、とても美味しく、お料理とのマリアージュが楽しみなものばかりでした。

    ワクチンの効果が切れ始めているようで、、、、?、本当に心配です。まだコロナとの共存は気が抜けませんね。

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